両面カードのルールに面白いことが書いてたので。
2011年9月23日711.3. Except for determining whether or not a permanent can transform, a spell, ability, or rule that needs information about a double-faced permanent sees only the information given by the face that’s currently up.
総合ルール711.3.です。
簡単に訳すと「パーマネント自身が変身するかどうかを決める場合を除いて、両面カードに関係する呪文や能力(やルール)が参照するのは、そのパーマネントの現在の面だけ」ってことなんでしょうが、なんのこっちゃ。
これを人に説明できるほど自分で理解できてないのですが、その後の例に興味深いことを書いていたので抜粋します。
Example: A player casts Cytoshape, causing a Kruin Outlaw (the front face of a double-faced card) to become a copy of Elite Vanguard (a 2/1 Human Soldier creature) until the end of turn. The player then casts Moonmist, which reads, in part, "Transform all Humans." Because the copy of Elite Vanguard is a double-faced card, it will transform. The resulting permanent will have its back face up, although it will still be a copy of Elite Vanguard that turn.
細胞形成/Cytoshape (1)(緑)(青) インスタント
クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで、あなたが選んだ戦場に出ている伝説ではないクリーチャー1体のコピーになる。
Kruin Outlawはまぁ両面カードの表らしいっす。探してくるの面倒なんで(オイ
で、状況を説明すると、そいつを細胞形成で《先兵の精鋭/Elite Vanguard(M12)》のコピーにしました、と。
「そいつは人間だから《月霧/Moonmist》(全ての人間を変身させる)で変身させようゼ!
そしたらコピー元の先兵の精鋭は両面カードじゃないので変身しないけど、コピー先兵の精鋭は両面カードだから変身するんじゃね?」
ということですね。Kruin Outlawは元々人間じゃないの? というツッコミは御遠慮ください。
で、その結果どうなったかというと、コピー先兵の精鋭は見事背面になりました!
しかし、コピー先兵の精鋭は依然としてコピー先兵の精鋭のままであり、Terror of Kruin Passではありません、という例でした。
正直711.3.との関係はよく分からないんですが、同じオブジェクトである以上、位相は正面から背面に変わるけれどもコピーによる上書きは継続する、ということですね。
こういう事態はまったく想定してなかったので、なかなか面白かったです。
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1つ前の日記でトレード募集してるのでそちらもよろしくです。
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